中古車を高く売る上でのトラブルと対象法 電話による勧誘を受けた時の対処

中古車の査定に足を運び、数日経った後、査定を依頼した業者から電話で勧誘が来ることがあります。

もし特に何も電話とか来ないようであれば、何も悩むことはないですが、場合によってはこれに対処していかないといけないこともあります。

 

そんな時、賢い対処法について知っておくと、それだけで非常に役に立ちます。

では、もし電話で勧誘を受けたら、どのような行動をすれば良いでしょうか。

 

これについては、勧誘がどのようなタイプのものかによって対処法が異なってきます。

もし特にそこまでしつこくないようであれば、相手の話に耳を傾けて聴いてあげると良いでしょう。

 

この場合は特にストレスになるようなことはないし、積極的に傾聴することによって、より良い情報を引き出せることだって考えられます。

 

例えばですが、以前に査定を受けたので、今回もし愛車を売るのであれば、査定額を高くしてもらえるとか、このようなチャンスを得ることもできるのです。

 

もちろん、中古車を高く売ることを第一に考えているのであれば、こういうチャンスを無駄にすることなく活かしたいものです。

 

それとは逆に、無駄に勧誘がしつこい場合はどうでしょうか。

そういうケースでは、電話口の人を相手にしているだけで、どこかストレスが溜まってしまうものです。

 

もちろん、そういう時に下手に相手になったところで、得をするようなことはまずないでしょう。

相手も付け上がってくることが考えられるし、イライラするだけです。

ならば、こういう時はきっぱりと断る方が良いのです。

 

[crown_h4 style="2" color="orange"]契約をせかすパターンの見抜き方[/crown_h4]

 

今では優良な中古車業者は多いですが、全ての中古車業者の質が高いかと言えば、必ずしもそうとは言えません。

中古車業者の中には、あまり質の良くない業者も存在するので、そういう業者は間違っても利用したくないものです。

 

というのも、悪質な業者は、中古車を高く売ることができないどころか、利用したところで私達が得になるようなことはないからです。

悪質な業者の行為の中でも、まず見抜かないといけないのは、契約を交わす際の業者の態度です。

 

もし質の良い業者であれば、自然に契約を交わすし、査定額に納得がいかないとか、他の業者と比べた上で検討したいという希望がある場合は、無理して契約を急かすようなことはありません。

 

査定額を聞いてどうするかについては、あくまでも中古車の査定の依頼をした本人が決めれば良いことなのです。

にも関わらず、契約の際にやたらと急かしてくるような行為をする業者も稀に存在するのです。

 

例えばですが、「今日サインしないと、この金額では受け付けない」とか「明日になれば10万円以上は査定額を下げる」という風に、あたかも当日にサインをしないといけないかのようなことを言う業者も存在するのです。

 

本当は特に査定額に大きく影響することはないのですが、そのような表現を使わないと顧客が逃げてしまうので、あえて煽るようなことを言うのです。

 

もちろん、こういう業者に中古車を高く売るところで、何も良いことはないし、納得して大切な愛車を手放すことはできないでしょう。

 

[crown_h4 style="2" color="orange"]査定額に納得いかない場合の対処法[/crown_h4]

 

せっかく大切な愛車を査定してもらうのですから、できるだけ希望に近い査定額を出してもらいたいのは、誰だって同じ気持ちです。

 

もし希望査定額に届かないとしても、できるだけ良い条件で愛車を売却できれば、ある程度満足ができることでしょう。

しかし、中古車を高く売るという希望を持ちながら、査定額に納得がいかないというケースもあります。

こういう場合、一体どのような対処をすれば良いでしょうか。

 

まず、査定額について内訳を尋ねてみましょう。

きちんと査定を行っていて、なおかつ誠実な査定士であれば、質問をされればきちんと答えてくださいます。

 

どの項目に対していくらの査定が出たとか、こういう点でいくらのマイナスになったとか、最終的な査定額が出るに至ったプロセスを詳しく説明してくださるのです。

 

これをきちんと知った上で、再度交渉するのですが、この際にもし自分側のアピールポイントを言い忘れていたのであれば、しつこくならない程度に付け加えておくと良いでしょう。

 

査定士としては、アピールポイントを付け加え忘れていたということもあるかもしれません。

もし査定士側がこの点を考慮してくれば、実際に出た査定額にある程度の金額がプラスされます。

 

 

それとは逆に、やってはいけない行動があります。

それは、納得のいく査定額が出ないからと言って、感情的になってしまうことです。

 

そんなことをしたところで、お互いに気分が害されてしまうし、査定額がアップするようなことはありません。

あくまでも大人の対応をしてこそ、納得のいく結果に繋がることを、忘れてはいけません。