中古車を高く売るためのタイミング2 車検切れの前の中古車売却
中古車を売るのであれば、高く売るにしてもそうでないにしても、車検済みであることが前提となります。
車検は1回で10万円近くかかるのですが、それでも車検はいかなる場合でも避けて通ることはできないのです。
もし車検が切れた状態で中古車を売却しようと思っても、中古車業者としては受け付けてくれないのです。
もし中古車を高く売ることを成功させたいなら、車検のタイミングのことも考慮した上で行うことが求められるのです。
では、車検切れ前に中古車の売却をする重要性についてお話します。
車検が切れた後の中古車売却は不可能であることは、先述したとおりですが、車検が切れたら車検に出せば良いと思っていると、中古車を高く売ることに繋がっていかないのです。
これなら中古車を売ることは可能ですが、高く売ることについては難しくなるでしょう。
それには理由があります。
まず、車検代がかかることです。
車検代はいかなる場合でも馬鹿にならないぐらい高いですから、この負担はできることなら避けたいのは、言うまでもありません。
負担が大きくなってしまうばかりに、結果的に受け取ることのできる金額が少なくなってしまうのは、どこか損をした気分になるものです。
だからこそ、車検代の負担をすることなく、中古車を売却するのです。
次に、車検に出せば、それだけ査定に出す日程が遅くなってしまいます。
もちろんですが、それだと査定額そのものが下がってしまうので、できることならある程度の査定額が出るうちに売却したいものです。
[crown_h4 style="2" color="orange"]行動が早い人ほど納得の結果が得られる[/crown_h4]
どんな中古車を売るにしても、査定を行ったり査定士と交渉することは避けられないですが、色々な業者の査定士と交渉を繰り返していく分、どうしても時間が取られてしまいます。
これはどうしても仕方のないことなので、受け入れていくしかないですが、その分決断をのんびりして居られないのも、中古車の売却の特徴なのです。
実際には、行動が早い人ほど、納得のいく結果を残していることも事実であると言えるのです。
では、中古車を高く売るためには、どれだけ行動が早い方が良いのでしょうか。
もし愛車が完全に不要になった場合は、とにかくできるだけ早めに業者に連絡して、早めに査定を依頼する方が良いのです。
これが数日遅れただけで、本来の査定額よりも安く見積もられてしまうようなことがあれば、非常にもったいないことこの上ありません。
実際に中古車を売ったことのある方の中には、そのような痛い経験をしている方も居るぐらいなのです。
だからこそ、早めにアクションを起こしていくことが、何より大切なのです。
そうすれば、少しでも良い条件で愛車を引き取ってくれるのですから、その方が嬉しいものです。
もちろん、できるだけ良い条件で受け入れてくれる業者を探すために時間や労力を使うことは問題ないですが、もし査定額に納得がいく業者が現れたら、その場で愛車を売るという考え方もできるのです。
中古車を高く売るのであれば、このような考え方も疎かにしてはいけないのです。
たかが1日、されど1日と考えて良いでしょう。
[crown_h4 style="2" color="orange"]需要と供給のバランスを見極める[/crown_h4]
中古車業界に限ったことではないのですが、需要と供給のバランスを正確に把握することができれば、それだけで事は有利に進みます。
需要と供給のバランスは、顧客のニーズや市場のニーズによって状況が異なってきますが、それでもこの2つのバランスの把握が、中古車を高く売ることにおいては欠かすことができないのです。
ここでは、中古車の需要とバランスの関係についてお話します。
中古車を扱っている業者も無数にありますが、業者によって在庫の状況は異なります。
例えばですが業者Aではトヨタの中古車の在庫が少なくて、のどから手が出るほどトヨタの車が欲しい反面、業者Bでは日産の車の在庫が足りなくて困っているということは良くあります。
この例ですと、トヨタの中古車を高く売ることを希望しているのであれば、業者Aに赴く方がより高く売ることができるでしょう。
逆に日産の車であれば、言うまでもなく業者Bの方が望ましいのです。
もしこれとは裏腹に、トヨタの車を業者Bに持ち込んだところで、大して金額が出ないのがおちです。
もし業者Bでもトヨタの車が欲しいのであれば話は別ですが、在庫が十分であれば、どれぐらいの金額の査定になるのかは、目に見えているのです。
このように、いくつかの業者だけピックアップしても、需要と供給のバランスが存在し、それによって最終的な査定額が決まるのです。
それならば、このバランスを知って、中古車を少しでも高く売るようにつなげていきたいものです。