廃車になった車はどうなるの?

車を運転していて、不幸にも事故を起こしてしまった場合、 乗車していた人のケガはほとんどなくても、大きな事故であれば、車は廃車になるケースが多くあります。

 

廃車にするときでも、自己を起こした車が大破していて、物理的に修理が不能な場合と、 ある程度のお金をかければ修理ができるが、気持ち的な問題などから、 修理をせずに廃車にしてしまうケースがあります。

 

では廃車になってしまった車は、その後どうなるのでしょうか。 一般的には、すぐにスクラップされて鉄くずとなって、再利用させると考えている人が多いでしょう。 確かに大破してしまった車はそうなりますが、そこまで行っていない車の場合は、 それぞれの部品が再利用されるケースが多くなります。

 

事故の程度にもよりますが、事故で壊れてしまった部分以外は、ほとんど問題ないわけです。 それは内装部品でも、外装部品でも変わりません。そしてその車の例えば右側が大破してしまっても。 左側のドアはなんともないケースが多くあります。そして一方で、左側をぶつけてしまって、 修理をしたいのだけど、新品の部品では値段が高くて困っている人がいれば、 その部品を中古で安くてに入れて修理ができるのです。

 

車においては、このいわばリサイクルのシステムはほぼ完成されており、 中古部品がそのまま流通したり、リビルト品と言って、電装パーツなどを再調整して流通させたりします。

 

でも事故車が高く売れるなんて勘違いしてはいけません。せいぜい廃車に費用がかかるのが、 無料で引き取ってくれるくらいです。それでも若干の足しにはなりますから、 もしもの時には、業者に相談してみても良いかもしれません。