中古車を高く売るための交渉 事故について尋ねられた場合の対処

中古車を高く売ることを目的として交渉する際、自分の思うように事が進んでくれれば、それに越したことはありません。

 

しかし、時として、自分が尋ねられたくないようなことを尋ねられる場面だって否定できません。

例えばですが、これまでに起こした事故の情報について聞かれることだって、決して珍しいわけではないのです。

 

こんな時、「もし事故を起こしたことを言ってしまったら、査定額がガクンと下がってしまって、中古車を高く売ることができなくなってしまうのではないかと心配するのも、決して無理はありません。

 

しかし、そんな心配をすること自体、実はあまり意味がないのです。

では、もし交渉の際に事故の内容について言わないといけなくなった場合、一体どうすれば良いでしょうか。

 

こういう時は、いかなる事情があっても、正直に話すことが何よりです。

正直は最良の策とも言われているように、正直であることが一番なのです。

 

もし隠すことなく事実を打ち明ければ、その分査定士も信頼してくれるのです。

「たとえ都合の悪いことでも、包み隠さずに話してくれる」と感じてもらえます。

 

しかし、ここで虚偽の申告をしたら、一体どうなるでしょうか。

まず、こんなことをしたところで、査定士の目からすればばれてしまうことは、言うまでもありません。

 

査定士はこれまでに何台もの車を査定しているのですから、そんなことは一目瞭然なのです。

もちろん、虚偽の申告を故意にしたところで、査定士から信用はされません。

 

[crown_h4 style="2" color="orange"]中古車を大切に活用したことのアピール[/crown_h4]

 

交渉では、アピールすべき点があれば、積極的にアピールして問題ありません。

こんな時に下手に消極的になってしまい、本来ならばアピールが可能なことをアピールできないで終わってしまうのは、非常にもったいないことです。

 

ならば、できるだけ効果的にアピールをすることで交渉を上手く進めていくことが、中古車を高く売るためには有効な手段なのです。

 

ただし、いくらアピールをするとは言っても、単なる自慢話などをするのは、かえって逆効果です。

どんな中古車を査定するにしても、その中古車に価値があると感じてもらえなければ、中古車を高く売ることは実現できないのです。

 

では、中古車をアピールする際は、どんな点に留意すれば良いのでしょうか。

この際に気をつけないといけないのは、あくまでも愛車を大切に扱ってきた点を中心に据えることです。

 

そして、それを証明するためには、一体どんなケアを行ってきたのかを、自分の言葉で語るのです。

そうすると、言葉に説得力が増すようになるし、これで査定士の心も動くようになるのです。

 

この際、「こんなことを言ったら、査定士に笑われるのではないか」と感じてしまうかもしれません。

 

しかし、そんな余計なことを考える必要自体ないのです。

どんなアピールでも、査定士が笑うようなことはないですから、安心して発言して大丈夫です。

 

また、これまでのケアが、次に中古車を使用する人のことを考えた上で行ってきたことだと客観的に判断されれば、それもプラスポイントになります。

 

[crown_h4 style="2" color="orange"]交渉で絶対にやってはいけないこととは?[/crown_h4]

 

中古車を高く売るための交渉について様々な観点から考えてみると、交渉はそこまで心に冷や汗をかくものではないことに気づくことでしょう。

 

交渉の際の効果的なポイントを把握した上で査定士と交渉をすれば、交渉が楽しいどころか、それが上手くいくようになるのです。

しかし、それとは逆に、交渉では絶対にやってはいけないことがあります。それはどういうことでしょうか。

 

 

まず、自分の都合だけを一方的に言うパターンです。

どんな状況にしても、交渉とは、話し合いによってお互いが納得のいくポイントに落とし込んでいく作業のことを言うのであって、自分の希望を相手に伝えるためにあるのではないのです。

 

そんなことをしたところで、間違いなく平行線をたどることは、それこそ目に見えています。

それならば、査定士の言っていることをきちんと理解して、それでもって自分の伝えたい内容を整理して伝えることが、何よりも大切になるのです。

 

次に、納得のいかない結果が出たからと言って、感情的になってしまうことです。

これでは査定の際に貴重な時間を割いてくださった査定士の方に対して大変失礼なこと、極まりないのです。

 

もし感情的になってお互いに争うような事態になってしまっては、それこそ子供の会話になってしまい、恥ずかしいことこの上ありません。

 

また、人として終わっているという印象を与えることにもなりかねません。

このようなことはくれぐれもないように、細心の注意を払っていかないといけません。