車を売る際には、トラブル回避のために必ず売買契約書を作成する

車の売買契約成立後のトラブル回避のためにも、

売買契約書は必ず作成するようにしますが、

署名捺印する前に内容をしっかりと確認しましょう。

 

トラブルの原因として一番多いのがいわゆる二重査定です。

査定時の価格で契約したものの、車を引き取って確認してみたらキズが見つかった、

事故車だったので減額になりますというものです。

 

場合によっては、しばらく経ってから事故車と判明したから返金を求めてくる業者もあるようです。

そこで売買契約書には必ず二重査定をしない旨が記載してあるか確認し、

もしなければ記載するよう申し出ましょう。

 

同じような内容で瑕疵担保責任を負わない旨も明記するよう申し出ましょう。

 

あとは、基本的なところで買取価格、買取金額の支払い方法、名義変更の時期、車の引渡し日などになります。

これらはもし記載がなければしっかりと書いてもらいましょう。

 

支払い方法については、振込と書いてあっても、何時頃までに振込があるのかまで正確に記載させます。

また、名義変更の時期は非常に大事です。

 

車の引渡し日が3月頃であれば名義変更が早く済まない限り、

4月になれば納税通知が送られてくることになりますし、

自分の所有権名義のまま事故を起こされれば、責任を問われることになりますから、

こちらも具体的に明記させましょう。

 

他の内容に関しても、どんなに査定士が署名を急がせても内容はすべて確認し、

わからないことはしっかりと尋ね、査定内容と相違があれば訂正を求めましょう。