車買取査定と走行距離
車を買取査定に出すときに、その評価に大きな影響を与えるのは、走行距離です。 査定における年間走行距離の基準は、年式や車のクラスによって違いますが、 概ね年間10,000キロと考えてよいでしょう。
この前後でしたら、走行距離自体が査定額に影響することはないですが、 約2割以上多くなると、過走行という評価になり、査定額が低くなる場合があります。
また新車登録から6年以上になると、年間あたりの走行距離の基準が10,000キロから、さらに少なくなります。
時々、走行距離が少なければ少ないほど、買取査定額が高くなると思っている人がいますが、 それは間違いです。
ある程度の範囲で走行距離が少ない場合は、プラスに査定されることがありますが、 極端に少ない場合は、プラスどころがマイナスになる場合もあります。
車は走ることで、コンディションを維持しているのです。機械というのは、車にかぎらず、 動かすことでコンディションを維持していますから、 動かしていないというのはそれだけ状態が悪いということになるのです。
いずれにしても、高く売りたいからあまり乗らないというのでは、本末転倒です。 査定というのは、走行距離だけで決まるのではないのです。 日頃どれだけ大切にしているか、メンテナンスを怠っていないかは、専門家がみれば一発でわかります。
したがって愛情を持って乗ることが、査定額のアップに繋がるのです。