車買取査定と車検の関係

車検が残っている車は、果たして高く売れるのでしょうか。 基本的には、あまり関係ないと考えて良いでしょう。 確かにまるまる2年近く残っているときや、少なくとも1年以上残っている時は、 その分査定額にプラスがつくことがあります。

 

しかし査定の基本はその車自体の状態ですので、例えば1年分の車検が残っているとしても、 状態が悪ければ、関係ありません。

 

また1年車検が残っていた時点で査定をしてもらって、 その同じ車を車検が切れる1年後に査定をしてもらっても、その車は1年古くなっているのですから、 車検が残っている、残っていないは関係なしに、基本的に査定額が下がることになります。

 

また車を買い換える人の多くは、車検のタイミングで買い換えます。 したがって車検が残っていないことがほとんどですので、 車検が残っていないから査定が不利になるなんていうこともありません。

 

つまり車の売却を考える時に、車検の残の期間や有無を意識必要はないということです。 したがって、そんな人はまずいないでしょうが、査定額を上げるために車検をとってから、 売却するというのは、得することは何もなく、時間とお金を損することになります。

 

それよりも査定というのは、どれだけ大切に乗られていたのかが、重要なポイントになります。 普段からメンテナンスをしっかりと行うこと、そして査定に持って行く前にはしっかりと洗車すること。 こちらの方が、査定で高額をゲットする大切なポイントになります。