過走行でも、マイナスになりにくい車とは
車を査定してもらう時に走行距離、特に過走行の場合は、査定額が減らされるポイントとなります。 しかし過走行がマイナスにならない例外もあります。
代表的なものでは、ディーゼル車が挙げられます。 特にトヨタのハイラックスやランドクルーザーといったトラックタイプ(RVタイプ)では、その傾向が高くなります。
ディーゼル車というのは、長く乗ることが前提で作られており、 ディーゼル車の愛好家の中ではディーゼルエンジンは10万キロが過ぎてからが本番だ、 なんていう話もあるくらいです。
またトヨタのハイエースも、過走行が影響しにくい車種と言われています。 傾向としては、自家用車ではなく、仕事で使う車は、当然基準から言えば過走行になりますが、 走行距離に比較して年数は経っていないので、状態さえ悪くなければ、比較的高い査定額になるようです。
またこれらの車は低年式であったり走行距離が多すぎて、 日本では中古車としても売ることが難しい状態でも、発展途上国では大人気の車で、 多くが輸出されています。
したがって通常は買取どころが、処分代をとられるような状態であっても、 買い取ってもらえることがあるのです。
また中古車市場でもあまり見かけなくなってきたくらい古いけど人気がある車は、 走行距離はほとんど関係なくなります。トヨタのAE86などがそれに当たります。
またベンツなど一部の外国車も、走行距離の影響はあまり受けません。