輸入車を高く売るためにはエンジンのメンテナンスが重要です。

輸入車買取の際に少しでも査定をプラスしたい、と考えるのは当然のことです。

ではどのようにすればプラスになるのかというと、日頃からのお手入れつまりメンテナンスがモノを言います。

 

自分が買取業者の立場になった場合、大切に乗ってきた自動車と乱暴に乗ってきた自動車ではどちらに高査定をつけるかは聞くまでもありません。

 

まずは自動車の心臓とも言えるエンジンです。

輸入車といえども、エンジンは基本的には国産車と同じ仕組で動いています。

 

エンジンは内部で燃料を爆発させ、そのエネルギーでピストンを押し下げ、それを回転運動に変換しています。

上下運動を円運動に変換するので、さまざまな機械が精密に動いているわけですが、この動きを滑らかにし、

発生した余分な熱を取り除く役割がオイルです。

 

オイルは消耗品なので、定期的に交換が必要です。

交換サイクルは日本車と同じ約5000キロごとには交換しましょう。

 

また、ガソリンを着火する点火プラグも消耗品です。

国外のガソリンの質は日本より劣ることが多く、ススが多くでる傾向にあります。

白金プラグでも推奨である10万キロ以下で交換することをおすすめします。ベルト類も定期的に交換しましょう。

 

輸入車を大切に乗るコツは、派手なメンテナンスではなく、日頃からのコツコツとしたメンテナンスでエンジン本体の消耗をできるだけおさえることです。

そうすることで、新車時の性能を維持することができます。

劣化が進行した自動車はアイドリングの音を聞くだけでもタイミングにバラつきがでてきます。