自分では気がつきにくい車内の臭いですが、業者は見逃しません!

中古車の車内に臭いが残っていると、査定額を下げる要因になってしまいます。 臭いの原因になるのは、車の中での喫煙や、ペットなど。 臭いのつきやすい布で張ってあるシートやマットに、しっかりと染み付いて取れにくいのです。

 

ふだんの習慣から来る臭いですから、自分ではなかなか気付かないのですが、 査定業者は車内に入っただけですぐに臭いを感じ取り、 「臭いあり」ということで査定金額を減らしてしまうのです。

 

つまり、業者からすれば「待ってました!」とばかりに、 マイナスポイントとなりそこを厳しく突いてきて、 査定金額を下げようと画策してきますので、 車の臭い対策は査定前に万全にしておくのが得策です。

 

あなたの車にタバコやペットの臭いはついていないでしょうか? 車を査定してもらう前には、必ず車内の臭いを取っておきましょう。 使用するのは、消臭剤や消臭スプレーがいいでしょう。 花などの香りつきの芳香剤では、臭いがまざりあってますます酷い臭いになりかねません。

 

タバコやペットの臭いが気になる車なら、タバコのヤニ汚れやペットの毛もあるはずです。 掃除機をかけ、車内を水拭きすることでかなりきれいになります。 水拭きする布には、中性洗剤を薄めて染み込ませておきましょう。

 

そしてもうひとつ、エアコンの脱臭も忘れてはいけません。

 

エアコン内部には、ペットやタバコの臭いが染み込んでいます。 ホームセンターなどにあるエアコンクリーナーを使って内部を掃除すれば、臭いもかなり取れます。

 

なお、ガソリンスタンドやカー用品店でも、こうした車の臭いのケアは行ってくれますが、 できるだけ自分で行った方がよいでしょう。お店に依頼すればけっこうな金額がかかりますし、 とりわけエアコン清掃を頼むと約5万円も請求されます。 こうなると、臭い取りをせずに査定に出したほうがマシだった、ということになりかねません。