ガリバーのクレームガードとは?

愛車の売却をお考えの方なら、クレームガードという制度を聞いたことがあるかと思います。 これは、中古車の売買契約が締結された後になって車の故障や不具合が見つかった場合、 買取業者は売り主に対して修理費用などを請求することはできないと定めたものです。 一種の保険、保証制度のような存在でもあります。

 

クレームガード制度については、立場によって賛否は様々です。

 

売りたい車に不具合があるのに気付いているにもかかわらず、 知らない振りをして売却しようとする売り主にとっては、クレームガードは有利な制度といえます。

 

が、何の不具合もない車を売却するのであれば、後々問題が起きたり、 修理費用の請求が来たりすることはありません。

 

万一買い取り業者からそのような連絡があっても、 売り主が修理費を負担する必要はないのではないでしょうか。

 

クレームガードに加入したほうが安心する、という理由で入るというなら、私見では必要ないかと思われます。 また、買取完了後に不具合が発生した場合、 その原因は新たなオーナーにあるのかもしれませんし、 業者の査定ミスによって起こったことかもしれません。

 

業者の査定ミスなら本来はそれは買取をした業者の責任のはずです! ましてや、業者は査定のプロなのですから、なおさらです。

 

それなのに、クレームガードに加入していないことをいいことに、 後になって減額交渉してくるとはいかがなものでしょうか?

 

責められるべきは査定をした御社の社員なのではないでしょうか?

 

このクレームガードという制度は賛否両論ありますので、 中には万が一のときを考えてクレームガードに入っておけば安心だという人もいるかもしれません。 保険好きの人の心を捉えた巧みな制度だと思います。

 

入るか入らないかは、あなた次第です。