廃車の手続きは忘れずに

自動車が走れない状態になってしまった時には、廃車の手続きをする必要があります。 深刻な故障だったり、事故によって修復できない状態になったりと、様々な廃車の理由がありますが、 すみやかに廃車の手続きを行いましょう。

 

現在、日本国内を走っている自動車は全て、登録が義務化されおり、 車の所有者と保管者が明確になっています。

 

これは新車でも中古車でも同じで、すべての自動車は購入の時に手続きを行います。 ナンバーを管理している運輸局は、国内の登録された自動車ナンバーを全て管理しており、 自分で好き勝手に車を走らせたり、また廃車にしたりは出来ません。

 

事故などにあって廃車の手続きをしたいと考えたときは、 まず事故現場に来てくれた警察の人に相談してみると良いでしょう。

 

また、事故に遭った車の回収作業をしてもらっている修理工場の人に聞くのも良いでしょう。 彼らは、仕事として多くの事故処理をしていますから、 経験上、廃車の手続きなどに関しても良く知っています。

 

自動車は、廃車の手続きを行うことで、既にその車を使用していないということ証明しなくてはなりません。 それを怠ると、自動車を所有されているとみなされて、自動車税を支払う義務が生じます。

 

廃車の手続きをすることは、その義務を解除するという事でもあります。 そうしないと、運輸局で管理されている自動車の登録情報は更新されませんから、責任はそのままです。 自動車を処分をする際には、必ず廃車の手続きを行いましょう。